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なかったことにしないように。自分の中にわき上がる想いを言葉にして表現する場です。転勤族妻。ひとり娘子育て中。おせっかいダイスキ。

自分にとって人生ベスト1の映画 『普通の人々』

こんにちは。黒田です。

昨日は娘の小学校で

授業参観~学年全体茶話会~PTA総会、でした。

今年は学年委員をやっているので茶話会の準備をしていたのですが

参加された方が(学年100人中、約60人が参加)

楽しそうに交流されているのを見てホッとしました。

クラス関係なく、住んでいる町名を元に

グループ分けしてみたのですが

なかなか良いアイデアでしたね~

(学年委員の自画自賛ww)

近くに住んでいても知らない方も多くいらして

あらためて連絡先を交換したりしました。

毎年クラス替えがあるので4月から一緒になるかもだし!

私のグループでは自己紹介する時に

「昨日今日でよかったこと1つずつ言ってみませんか?」

と提案したのですが・・・

みなさん最初は戸惑っていたもののその後楽しそうに話してくれました。

うぅ、思い切って提案してヨカッタ☆

ウチの小学校、

ものすごい保護者が登校する機会が多い気もするのですが

こうして他の家の子どもたちの様子が見られたり

保護者同士が頻繁に交流できるのは

悪いことじゃないかもしれません。

えーと、余談の時点でブログ1本分書いた気もしますが(苦笑)

これからが本題です。

明日の木曜日は一日お休みにして

映画(&読書)研修の日にしよう!と心に決めています。

昨夜は就寝前に各映画館の上映作品や時間を調べながら

どうハシゴしようかなーと晩酌するという

何とも至福の時間でした。

ちなみに昨年2012年に

スクリーンで映画を見た回数は【26回】です。

月2本以上鑑賞できてるので結構満足なのですが、

同じ映画を何度も鑑賞することも多く

実際にスクリーンで観た作品数は【18】なのです。

(同じ作品を何度も観るようになった経緯や面白さについては

また別の機会に考察してみたいと思いますw)

参考までに昨年観た映画のクロダ的ベスト10は以下の通り。

(リンク先で自動的に予告編動画が始まるところも多し!お気をつけを☆)

演劇1

演劇2

隣る人

サウダーヂ爆音映画祭

桐島、部活やめるってよ

かぞくのくに

SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者

サニー 永遠の仲間たち

最強のふたり

ヘルプ 心をつなぐストーリー

もう本当に仕方なく順位をつけましたが

私的に4位から8位あたりはほとんど一緒です。

(実は今この順位を観て少々驚いている、笑)

その日の気分で違ってくる感じ。

そんでよくみたら7位まで全部邦画ですね@@!

あらためてビックリです。

上位の映画1本ずつ語ってると、

これまた時間が足りないので今度こそ本題に。

たまーに自分にとっての「人生のベスト1映画」とか

考えたりしません??

そういうこと思うときってだいたい暇なときなので

最近あまり考えることがないのですが(苦笑)

いつ考えても私にとってもベスト1は

『普通の人々』という結論になります。

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      (DVD安いなー@@;)

私が小さいころはレンタルビデオがちょうど始まったころでした。

でも本当に田舎に住んでいたため近所にはレンタルビデオ店はなく。

移動図書館ならぬ、

移動レンタルビデオ屋さん(!)が近くに来たのを覚えています。

(まだベータとVHSが市場に混在していたころですよ。。。)

中学生のころだったでしょうか、『普通の人々』に出会ったのは。

どうしてこの作品はベスト1なのか、

イマイチ自分でもよくわからないのですが

この作品の感想文を書いて映画雑誌に送り採用されて 

映画評論家の品田雄吉さんにコメントしてもらった、という

私的に思い出深いせいもあるかもしれません。

ストーリー的にはかなり暗い映画なんですよ。

ハッピーエンドでもないし。

トラウマや喪失感、家族や親子の冷めていく関係性などが

描かれているのですが

初めて観た時に「こういう映画もあるんだ」と強く思いました。

というのもそれまでの映画って

エンターテイメントでハッピーで面白くて

笑ったり感動して泣いたりする、みたいに思いこんでいたのが

見事にくつがえされたというか。

ティモシー・ハットンのもじもじっぷりや

メアリー・タイラー・ムーアのかたくなぶりや

ドナルド・サザーランドの頼りなさぶりなど

人生の裏側というかドロドロした部分を

映画で見せられたのは初めてだったと思います。

でも映画を観終わった後は決して不快感が残るわけでなく

ある種のすがすがしささえ感じたんですよね。

「それでも生きていく」みたいな覚悟。

あ、いまこの文章を書いていて思い出しましたが

この家族にも第三者の風が吹き込むことによって

いろんな事が動き出すんです。

幼いながらにいろいろ感じた作品でした。

そして映画を観た後に知ったのが

この作品の監督がロバート・レッドフォードだったということ。

意外な彼の才能を見せられた気がしたのでした。

自分の親子関係には(子どもの立場として)

いまだにK.U.F.U.の余地がありまくる私ですが

そういう意味では

ジェームス・ディーンの『エデンの東』を観た時も

かなり切なくなりましたね・・・

でもやっぱり映画はおもしろい。

今年は同じ作品を何度も観るのもいいけど

偏らずにいろんな作品を観たいなーと思ってます!!

(ストーリー物で2時間越えはその時点で観る気が失せる・・・)

明日観た作品はまた報告しまーす。楽しみだ☆