自分が必要とされるという麻薬

あっという間の10月。

関西から関東に拠点を移して半年経ちました。

もう半年なのか、まだ半年なのか。

自分なりにこの関東にも居場所はつくれた気がします。

で、なんかこの半年の集大成がここ最近一気に押し寄せてる感じ。

それなりに春にまいた種が

芽を出してすくすく伸びて、同時にしっかり根を張る。

その張った根をきちんと見つけてくれる人がいるという喜び。

ありがたいことにその人たちは、その想いを

きちんと言葉にして伝えてくれるんです。

「今の私たちにはあなたが必要です」ということを。

これってまるで麻薬ですよ（やったことないけど）。

とにかく気持ちがいい。ありがたい。

誰かに、この自分が必要とされてるんですよ。

この好き勝手に生きてる自分が。

こんだけ好きに生きていて必要とされるなんて

それはそれは自己肯定感上がりそうになります。

（ひとまず上がってもいいとは思うが）

ただ、そこで思うのです。

必要とされることは、自分のしたいことなのか、ということを。

よく言いますよね、

「で結局、あなたのしたいことは？」みたいな。

正直、私の中に自分のしたいことなんてなかったりするんです。

いや、厳密にいうと

自分のしたいことは、誰かがいないと成り立たないというか。

好きな人の喜ぶ顔が見たいとか

周囲の人が笑顔でいるのが私の幸せとか

この私も意外と他人軸になりがちだったりするのです。

ただ、私と関わる人が喜んでくれることが、私の喜び、みたいな。

基本、自分はこういう性質なのでそれはそれで理解しているんだけど

これって、ともすると

「自分が必要とされる」＝「自分のしたいこと」にすり替わってしまう。

八方美人なんです、私。

できたらみんなに好かれていたいんです、私。

でも限りある自分の人生、

生き方、働き方の優先順位をつけるべき時期に来ているとしみじみ思います。

そのためにはやりたいことをしぼる、というより

やらないことを決める、が適切かもしれない。

そんなことを考える日々であります。

まぁ最後は考えて決めるというより、感覚で決めちゃうんですけど（笑）。

（おまけ）

先日の中秋の名月、ほんと綺麗で。

蟹座の守護星は月だから、たくさんパワーいただきました☆