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なかったことにしないように。自分の中にわき上がる想いを言葉にして表現する場です。転勤族妻。ひとり娘子育て中。おせっかいダイスキ。

アワード選出の学びと歓び【2013年2月度K.U.F.U.アワード】

こんばんは。黒田です。(めずらしく夜に書いてます☆)

今日の午前中はマドレボニータ福岡、

姪浜3月クラスの最終回に飛び入り参加してきました!

やっぱりバランスボールエクササイズは気持ちいい~

そして汗を流した後のシェアリングが楽しい~~~

美しい母たちが卒業していく姿をみることができて幸せでした。

現場にしかないものってたくさんありますね。

そして神は細部に宿る、ことを実感しました。

さて、昨日の午後は月に一度のマドレボニータ報告会。

高井戸地域区民センターに

インストラクターと事務局スタッフが集まり

駆けつけられない地方メンバーはスカイプ参加します。

その中に定例アジェンダのひとつとしてあるのが

「事務局K.U.F.U.アワード」。

K.U.F.U.=工夫のことですが、

HIPHOPグループ、ライムスターの楽曲『K.U.F.U.』に由来します。

私たち事務局スタッフは一日の仕事終わりに

「夕めーる」(タイムカード代わり)を送信するのですが

その中で【本日のK.U.F.U.】をひとつシェアすることになっています。

そして2月1か月分の中から2個、各自がノミネートし

事務局スタッフ内の1名がアワード選出者となって

ノミネートの中からK.U.F.U.アワードを毎月表彰する仕組みなのです。

今月のK.U.F.U.アワード選出者は私、黒田。

そして栄えある2013年2月のK.U.F.U.アワードに輝いたのは・・・・

ひかりん、こと宮下ひかりさんでした!88888888888888888888888888888☆☆☆

福岡からスカイプ越しにK.U.F.U.アワードを発表。

続いて、講評を述べるのですが

今日はその講評をシェアしたいと思います。

≪講評≫

入局以来、ひかりんには広報担当として活躍してもらっていますが、

もし私がいま「広報」ってどんな仕事するの?ときかれたら答えられません(苦笑)。

それだけ幅広く奥深い仕事なのだと思います(自分を正当化するようですがww)。

最近はありがたいことに、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌...など

あらゆる媒体からお問い合わせをいただくことも多くなりました。

ひかりん入局前であれば、マコさんや理事を含め事務局のみんなで対応を相談し、

誰かがお返事するという段取りだったところを、

現在はひかりんがほとんどお返事してくれるようになっています。

ただ、ここで重要になってくるのが「スピード感」。

給湯室チャットやFBメッセージなどがあるとはいえ、

そのレスポンスを待っている間に、

取り急ぎのお返事を入れておいたほうがいい場合なども当然出てきます。

(例えば期日が迫っているもの、そしてそういったものが実はとても多いのです!)

今回のK.U.F.U.は数日前に受けたセミナーで広報はやはり「即レス」が大事、

というのを思いだし、みんなの意見をたずねる前に、

ひかりんが独自の判断でお返事し、結果それが功を奏したという内容でした。

私たちマドレボニータでは「委ねる」ということをとても大切にしていますが、

今回のアワード選出で私が感じたのは

「みんなで相談してみんなで決める」ことが「委ねる」ということではなく、

時には自分ひとりで判断し、急ぎ先方への返事をする、

そしてその後自分がいない場合に他のメンバーに対応をお願いする、ということが

本当の「委ねる」ことなのかな、ということでした。

一個人の考えを団体の意見として表明するというのはとてもプレッシャーのかかることなのですが、

ひかりんの2年近い実務経験と、自分自身をそして仲間を信頼しているからこそ、

今回のK.U.F.U.が産みだされたに違いありません。

最近のひかりんが、広報という仕事を以前よりも楽しんでいるように見えるのは

私だけではないと思います。めっちゃ上から目線ですが・・・(笑)

最近は業務も多岐にわたり、全員でその内容を共有することすら難しくなっているマドレボニータ事務局。

対応案件に応じて、これはやはりみんなに一度確認すべきか、

それとも自己判断でいったん返事してイイのか、という決断を迫られることがひじょうに増えています。

私自身、会計業務という、ともするとひとりで抱え込みがちな仕事をしていますが、

仮に初動の自己判断がイマイチだったとしても、

この仲間たちがいればその後十分フォローしてくれる、という勇気をもらえた気がしています。

そして、あらためて「広報」とはなんぞやと考えたとき、

観に来てくれー取材して宣伝してくれーなどの「くれくれ」でもなく、

だからといって、こんな素晴らしい活動を分かってくれないなんて

メディアもまだまだだわ・・・とK.O.K.O.U.孤高ぶるのでもなく、

取材者がマドレボニータ、そしてそこに関わる人間に魅力を感じてくれて、

ひとりでも多くの方にマドレを知ってほしいと思い記事にしてくれる、そんな対等な関係であること。

そして、ひかりんが最近口ぐせのようにいっている「結局は人と人とのつながり」、

これがすべてなのだとあらためて思い知らされました。

もちろんこれは広報に限ったことではく、

会員さんや寄付者、助成金申請においても、

また行政や病院、スタジオオーナーなどすべてに通じることであり、

このことに気づかせてくれたひかりんにあらためて感謝したいと思います。

たいへん長くなりましたが、

あらためて、ひかりん、2月度のK.U.F.U.アワード受賞、本当におめでとうございました☆   

(選者:黒田美穂)

事務局K.U.F.U.アワードが導入されたのは2011年の10月から。

私のアワード選出は今回で3回目になりますが

最初のころは時間の短縮!とか仕事の効率化!といった

一見華やかなK.U.F.U.に目を奪われがちだったような気がします。

(それらが悪い、ということではもちろんありません)

しかし、最近は

そのK.U.F.U.がもたらした目に見える貢献度ではなく

本人の中で何かが(小さくても)変化した結果として、

その後周囲に与えるインパクトが大きくなりそうな内容を選んでいる気がします。

なんていうか、大化けする前の青田買いとでもいいましょうか(笑)。

そのK.U.F.U.が今後もたらす影響の大きさに

本人がいちばん気づいていない、とも言えるのかな。

数あるノミネートをさらーっと1回読んだだけでは見えない、

読み込んで読み込んだ末に滲み上がってくる何か、をすくいあげるのが

アワード選出者の役目なのかもしれません。

私は今回の講評を書きながら

滲み上がってきた何かを言葉にする難しさと面白さを

存分に味わうことができました。

そして、受賞者のひかりんをはじめ他の事務局スタッフのみんなにも

あらためてリスペクトの念を強くしたのでした。

アワード選出、おそるべしです・・・

あ、私は最近K.U.F.U.アワードもらえてないのでこれから頑張ります!!