清濁併せのんだ音の素晴らしさ【フラッシュバックメモリーズ3D】
こんにちは。黒田です。
今週もはじまりましたね。
月曜朝は娘を小学校に無事に送り出せた時点で
今日一日のやるべきことをほぼ終えた気分になりますw
家族みんな元気にスタートできてよかった☆
さて、先週の土曜日の夜、
ついに今年初☆映画、観てきましたーーーーーー!!!!!
上映が19時からの一日一回しかなく
ちょっと平日夜は厳しかったので日曜夜に観に行く予定だったのですが
夫が土曜の仕事を調整してくれて引き継ぎできることになり
土曜夜になりました。
実はその日はうれしいことに松江監督とGOMAさんの舞台挨拶つき!
(日曜日はなかった)
粋なことしてくれるじゃないか、夫よ~(感涙)
1時間前に前売り券を座席券に換えたのですが
残っている席は本当に残りわずか。
最前列のいちばん端が空いていたのでそこに決めました。
(ツイートで最前列で観るべし!という声もあったので)
そうそう、私ふだんからメガネなので
3Dメガネ大丈夫かな・・・と不安でしたが(一応コンタクトも準備したw)
メガネの上からも3Dメガネ、大丈夫でした^^
今から映画の感想を書きますが
本当に取りとめもなくいろんな事を考えたので
少々読みづらいかもしれません。お許しを。
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まず冒頭の字幕が飛び出す時点で、そうきたかーーーーと感動。
何層にも奥行きがあるスクリーン。
GOMAさんが私の脳内に入ってきたはずなのに
私がGOMAさんの記憶の中に入っていった感覚。
事故にあい記憶障害をおったGOMAさん。
命が助かってよかった、といえるほど、ことは簡単ではなく。
人に会うのがコワイ。
記憶がないから人にあっても何を話していのか分からない。
そんな姿を見て、
私たちはいかに記憶に頼って話をしているかを実感する。
今は筋肉痛になるのがうれしい。
翌日、仮に記憶がなくても体は覚えていてくれる。
事故後のディジュリドゥの演奏も
体が覚えていてくれたからできたのだとか。
体の記憶がGOMAさんを救ったのですよね。
やはり、「体」は裏切らないのだなーと。
そして、娘のまーちゃん(めっちゃかわいい☆)が出てくるのですが
生まれ年が2005年で我がムスメと一緒。
一気に親近感だし、
親としてのGOMAさんは事故後どんな感じだったのかとても気になりました。
その辺の様子も映画には少し出てきます。
私、初めて聴きましたが
なんというか大地の音、丹田に響く感じの音色でした。
オーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器なんだそうです。
勝手な私的印象だと
アイヌの方が口の前でビヨンビヨンしながら弾く楽器の音色に
共通するものあるような・・・
(Wiki先生によると「ムックリ」という楽器。中学の修学旅行で聴いたことがあります)
GOMAさんのバンド演奏のリズムが本当に心地よく
勝手に手や足が動いてました。
もっともっともっと聴いていたかったほど。
そして、GOMAさんの人生のいろんな事をひっくるめて
清濁併せのんだ音の素晴らしさ!!
とにかく多くの人にこの映画をみて、この感覚を味わってほしいです。
(整音の山本タカアキさんは、
サイタマノラッパーシリーズにもかかわっている方なんです。ほんとサイコー☆)
映画が終わり、なんとも言われぬ余韻の中
始まった舞台挨拶。
GOMAさん本人は、とても物腰柔らかい感じで
目の前のこと、ひとつひとつに
その時の誠心誠意を注いでいる印象。
握手をしてもらいましたが、とってもやさしい手でした。
松江監督はシャイな印象。
でも確固たる芯があるというか。
TVブロスの連載が好きなことも直接伝えられて良かったです^^
できるならディジュリドゥの生演奏もすこし聴いてみたかったな。
サインもいただきました☆
まだまだいろんなおもいが頭をめぐるこの映画。
福岡では2/1(金)までの上映です。(Tジョイシネマだから博多駅直結!)
19時スタートは子育て世代には厳しい時間ですが
パートナーとすり合わせして観に行く価値本当にあります!!
ぜひあの特別な空間に身をゆだねてみてください。
そして今思うこと。
松江監督はあの映画を作ることで
震災後何ともいえずざわざわした心を癒されたのかもしれない。
そして
GOMAさんにはこれからももっともっと笑っていてほしいです。
もちろん私も!!